Vespa PX200FL2、死す。

一年ぶりに帰ってきたPX200FL2。異音がするので入院させたら、実はクランクが破損し、エンジン内に無数の破片がまるで銀色のマグマのようなドロドロ状態で液だまりを作っていたことが判明。

エンジンを元通りにするには、ほぼ新車（とはいっても このVespaに新車はもうないが）買えるくらいの費用がかかる・・・・。しかも、ちゃんと直らないかもしれない、という。

やむなく、廃車にして引き取ってもらい、同じ型の別の車両を購入することになった。

久しぶりに号泣したいくらいのショック。やむをえない事情のために離ればなれになっていた恋人と、再会したとたんに彼女が不治の病で倒れてしまったような、そんな衝撃に今日だけは心がへし折れそうである。アーメン。